
夏休み──と言っても、学生のころのような40日間の自由はない。
それでもこの歳になると、「今日は何もしない」と決めて過ごす数日間が、妙に贅沢に感じる。
冷房の効いた部屋で、昼からのんびり読書。
夕方になったら風呂に入り、
晩ごはんは作るというより“つまむ”。
そして今夜は、日本酒の飲み比べ。
――それも、月桂冠のセットだ。

🍶 月桂冠・夏のお中元セットが届いた
お中元にと、親戚から届いた日本酒の小瓶セット。
月桂冠の純米・吟醸・本醸造などが並んでいて、**まるで「ミニ日本酒図鑑」**みたいだ。
ラベルを眺めながら、「今日はどれからいこうか」と選ぶ時間がすでに楽しい。
ひと口ごとに味が違って、知らなかった自分の好みも見えてくる。
昔は「どれも同じに思える」なんて言ってたけど、
今ではちゃんと味の輪郭がわかるようになってきた。
舌がちょっと育ったのか、心が落ち着いたのか。
🧂 簡単でも満足、家つまみで日本酒を楽しむ
気取った肴じゃなくていい。
むしろ、気取らないつまみの方が、日本酒は映える。
最近ハマっているのは、こんな家つまみ:
🍶 1. 冷奴 × 生姜 × ごま油
→ 吟醸酒の香りと重なって、涼やかな余韻が残る。
🍶 2. 焼きなす × 鰹節 × ポン酢
→ 純米酒のどっしりした味と相性抜群。火を使っても5分で完成。
🍶 3. 鯖缶 × 大葉 × 七味
→ 缶詰なのにうまい。温めても冷たいままでもいける。
🍶 4. いぶりがっこ+クリームチーズ
→ 本醸造の辛口と合わせると、ちょっとした居酒屋気分に。
「料理」というより「組み合わせ遊び」くらいの感覚でつまみを用意するだけで、
飲み比べがぐっと楽しくなる。
🌙 一人で飲む酒の、ちょっといいところ
誰にも気を使わず、ペースも雰囲気も自分次第。
つまみの順番も、日本酒の選び方も、部屋の明かりも、すべて自由。
月桂冠のセットをひと通り味わったあと、
お気に入りの一本をもう一度注ぎ、氷をひとかけ浮かべてみる。
冷酒もいいが、ロックも悪くない。
日本酒って、もっと自由でいいんだなと思える夜。
🎐 まとめ:夏休み、日本酒と静かな夜を楽しむ
若い頃の夏は「イベント」だったけど、
40代の夏は「余白」のほうがありがたい。
音楽もテレビもつけず、
月桂冠の酒とつまみ、そして静かな空気だけで過ごす夜。
こういう夏休みの楽しみ方があってもいい。
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