
こんにちは。
自炊を始めたばかりの頃、調味料棚の「酢」はただの酸っぱい液体だった。
でも、料理を続けていくうちに気づいた。
酢って、1種類じゃない。
そして、ちゃんと違いがある。
今回は、男の目線で「酢の違いと使いどころ」をざっくり紹介してみます。
🏠 ① 米酢:ザ・基本。困ったらこれ
特徴:
- 日本の食卓でいちばんよく見る酢
- まろやかでクセが少ない
- 酸味のキレがありながらもやさしい
使いどころ:
- 酢の物(きゅうり・わかめ)
- 南蛮漬け
- ちらし寿司・酢飯
- ドレッシング
コメント:
とりあえず1本だけ持つならこれ。
甘酢づくりにもぴったりで、失敗しにくい。
🍷 ② 黒酢:大人のコクと酸味
特徴:
- 米酢を長期熟成させたもの
- 色が濃く、香りも独特
- 酸味の奥に“うま味”と“渋み”がある
使いどころ:
- 黒酢酢豚
- 餃子のたれ
- 酢鶏や豚の角煮風
- サラダにかけると「和風バル」っぽくなる
コメント:
酸っぱいだけじゃなくて“深み”がある。
肉料理や油ものと合わせると一気にプロっぽくなるのでおすすめ。
🍎 ③ リンゴ酢:飲むだけじゃない、香りで勝負
特徴:
- 果実酢の代表格
- 酸味は穏やかで、ほのかなフルーティさがある
- 香りが華やかなので、料理の印象を変えやすい
使いどころ:
- 冷やしトマトに塩+オリーブオイル+リンゴ酢
- ピクルス液(カリフラワー・にんじん・セロリなど)
- 冷しゃぶのタレ
- 炭酸水で割って飲むのも◎
コメント:
酸味がやさしいので、初めて酢にチャレンジする人にもおすすめ。
料理に“ほんのり果物感”が出て、女子ウケも高め。
🧂 番外編:酢のカスタムで料理に“表情”が出る
最近ハマっているのは、
「米酢+ちょっとだけ黒酢」とか、
「リンゴ酢+少量のバルサミコ」などの**“混ぜ酢”テク**。
たとえば冷やしトマトに:
■ オリーブオイル+塩+米酢 → 和風さっぱり系
■ オリーブオイル+塩+リンゴ酢 → 爽やかフルーティ
■ オリーブオイル+黒酢 → ちょっとワインっぽい深み
調味料ひとつ変えるだけで、いつもの野菜が化ける。
📝 まとめ:酢は、料理の“スイッチ”
どの酢も、ただ酸っぱいだけじゃない。
その酸味の奥にある“香り・コク・個性”を知ると、
料理がちょっと面白くなる。
最初はなんでも米酢でいい。
でも、気が向いたら黒酢やリンゴ酢を1本追加してみると、
自分の料理の“幅”が広がる感覚、きっとわかります。
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